新華網北京11月23日 外交部の耿爽報道官は22日、中国側が引き続きミャンマー側の意思に基づいて、ミャンマー国内の平和プロセスの推進に建設的役割を果たして行きたいと語った。
耿爽報道官は定例記者会見で、現時点でミャンマー北部の関係地域ではしばらく再び激しい交戦が起こらなかったと言った。
彼の紹介によると、現在把握した状況によると、約3000人余りのミャンマー国境地区に居住していた民衆が、戦乱回避のため、中国国境に入っている。人道主義の考えに基づき、中国の地方政府は避難民らを適宜収容し、負傷者を中国側の病院に運んで治療を行っている。
耿爽報道官は、われわれは戦争が終了し、情勢が落ち着いた後、ミャンマーの民衆が一日も早く故郷にもどれるよう願っていると述べた。
中国公民の死傷状況については、耿報道官は「昨日、一人の中国公民が流れ弾で怪我をしたことに言及したが、現在は適切な治療を受けている。現時点で死傷に関する新しい報告はない。」と語った。
彼は中国側がすでに外交ルートを通じてミャンマー側に交渉を提出し、中国側が衝突双方に感情を理性で抑え、関係軍事行動を直ちに停止し、情勢のエスカレートを避け、切実で効果的な措置を講じて一日も早く国境地域の安定を回復し、中国側の主権と国境地帯住民の生命と財産の安全を損なうようなことを防止するようと強く期待していると述べた。(翻訳/薛天依)
(新華社より)
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