中国では、11月11日がインターネットの通販サイトで大掛かりなバーゲンが行われる「双十一(ダブル11)」として、ますます定着してきました。そのムーブメントは、今や世界にまで及んでいます。
今年の「双十一」のセールには230の国や地域からの注文客およそ621万人が参加し、注文は合わせて3578万件に上っており、昨年同期より68%増え、史上最高を記録しました。ロシア、スペイン、アメリカ、フランスからの注文客が特に多かったということです。
中国の売り手側は電子商取引最大手のアリババグループが運営するプラットフォームを通じて、世界中の消費者に1億1千万種類あまりの商品を提供しています。今回の「双十一」期間中に注文数が1万を超えた店舗は計366社あり、最も多いところでは449万ドルを売り上げました。
武漢博朗途商業貿易有限公司の2016年新作ベビー服が1万5800キロ離れたブラジルのマラカナンで販売されるなど、「双十一」の国際化が目立ちました。
(中国国際放送局)
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