11月5日午後、東京都中野区の江歌さんの自宅前に立つ警察官
江歌さん(左)がミニブログに投稿した写真(ミニブログのスクリーンショット)
氏名:江歌
年齢:24歳
原因:事件
死亡時刻
2016年11月3日
事件:日本留学中の女性、江歌さんが自宅付近で殺害される
「お母さん、中野駅につきました。劉キンさんと合流して、一緒に帰宅中です」
11月2日23時08分、微信(中国版LINE)で母との音声チャットを終えると、日本留学中の江歌さんはいつものように、帰宅の途についていた。
道は静かで、電車が行き来していた。江歌さんはあと10分で、東京都中野区6丁目付近の自宅に到着するところだった。
しかし1700キロ以上離れた所にいる母の江宛秋(仮名)さんは、娘の声を聞くのがこれが最後になろうとは思いもしなかった。
約1時間後、江歌さんは自宅付近で殺害された。3日午前0時15分頃だった。
東京の警察当局は4日、江歌さんのルームメイトは当時、玄関が叩かる音と叫び声を耳にし、警察に通報したと発表した。しかし警察が駆け付けたとき、江歌さんは二階の通路で血を流し倒れていた。頭部が刃物で傷つけられており、傷口は長さ10センチに達していた。首と手にも刺し傷があった。
病院に送られ二時間後、江歌さんは失血死した。
江歌さんと20年以上の人生を送ってきた江宛秋さんは昨日、微博(中国版ツイッター)で「あなたは私にとって、たった一つの心の支えだったが、今やそれさえも失ってしまった」と投稿した。
(チャイナネット)
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