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新華網北京10月31日 米国マイクロソフトの創始者、ビル・ゲイツ氏は26日、テレビの訪問インタビューに応じた際、ゲイツ氏が彼の子どもたち3人には少量の財産しか残しておらず、その大部分を慈善事業に寄付した行動を理解しており、またそれを誇りに思っていると語った。
今年60歳になるこの億万長者はCBS(コロンビア放送システム)の番組『 今朝(This Morning)』で、「子供に巨額の富を持たせるのは良いことではありません、彼らがやらねばならないことをねじ曲げ、自分の道を歩むのを妨げることになるのです。」と語っている。ゲイツ氏は次のように語った。彼は子供に巨額の金銭を残すつもりはないが、彼らに「極めて素晴らしい教育」を受けさせ、また彼らを貧乏にさせるつもりはない。「私たちの子供はある程度のお金を得て、永遠に貧困に陥ることはないでしょうが、彼らは外に出て行き、自分の事業を切り開かねばなりません。」。ゲイツ氏と52歳の妻、メリンダさんには2女1男がおり、長女のジェニファーさんは20歳で、スタンフォード大学に通う二年生で、馬術が得意で、全国大会に出場したことがある。17歳の息子さんと14歳の下の娘さんはまだ学校に通っていて、ゲイツ氏夫婦と共に暮らしている。ゲイツ氏は、彼と奥さんが子どもを連れて、貧しい人々を救うのに財産をいかに用いるかを彼らに見せに行った際、「彼らはそれを誇りに思っていました」と語っている。
(新華社より)
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