現代自動車(ヒュンダイ)イギリス支社が実施した調査によると、女性ドライバーが「ロード・レージ(運転中に腹を立てて過激な報復行動を取ること)を行う確率は男性より12%高いことがわかった。男性の運転は女性より荒く、怒りっぽいと思われがちである。ところが、ヒュンダイがイギリスのドライバー1000人に実施した調査によると、女性は防衛本能が強く、危険を察知するとより強い反応を示すことがわかった。
また、女性があれこれと口を出す乗客に怒る確率は男性より14%高く、ウインカーを出さない車に腹を立てる確率は男性より13%高い。
同研究の責任者でロンドンのゴールドスミス・カレッジ行動心理学者のパトリック・ファーガン氏は、「進化論で言えば、昔の女性は男性が狩猟に出かけ、洞穴に防備できるものがなく、自分や子どもに脅威を与えるものに敏感だった。早期警戒の本能は現代の女性にも影響し、女性ドライバーは刺激に敏感であるため、怒りっぽかったり気を落としやすい」と分析した。
(チャイナネット)
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