新華網ドゥシャンベ10月26日(記者/周良)2014年に「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想と企業の「海外進出」戦略を実施するため、中泰集団と新疆生産建設兵団は中泰新シルクロードタジキスタン農業・紡織産業園プロジェクトを合同でスタートさせ、新疆の長年の綿紡織業や地域、技術的優位性及びタジキスタンの環境、市場、人的資源の優位性を頼りに、現地で現代化綿花産業基地を打ち立て、現地の綿花産業を推し進め、タジキスタンの経済発展を助力している。
わずか3年のうちに、産業園は青写真から現実になった。現在すでに中泰新シルクロード紡織業有限公司(略称は中泰紡績工場)、中泰農業産業有限公司、金谷農業公司の中国企業3社が入居して11億元を投資し、綿花の栽培、加工及び販売といった産業チェーンを形成している。
中泰紡績工場の肖瑞新董事長(代表取締役)は記者に、中国企業は綿花栽培技術や 高付加価値加工、資金面で優位性をもっている。中泰集団が現地で紡織産業園を建設したことは、つまり双方の優位性を利用していると述べた。
プロジェクトの立案から始まり、産業園の建設はタジキスタン政府の強力な支持を得てきた。中国企業による精確な種まき、精確な施肥及び機械化された綿取りによる綿花栽培技術は、現地住民の自然条件に任せて収獲するという綿花栽培の観念を覆した。地元の農民たちは次々と綿花に植え替えし、現地の経済は綿花の栽培面積が大幅に拡大したことで大いに利益を得たという。
肖董事長は、中泰紡績工場は工場の建物の設計から主要な設備まで、全て世界で先進的なもので、中泰紡績工場はタジキスタンの紡績装備レベルを丸々30年向上させたと述べた。
(新華社より)
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