新華網北京10月26日(記者/魏一駿)記者が開催中の第4回西湖国際海水淡水化・水資源再利用会議で確認したところ、2015年時点で中国で建設されて稼働している海水淡水化設備は112台に上り、1日当たりの生産能力は108万5,940立方メートルに達している。
国家発展改革委員会環資司総合利用処の楊尚宝処長は「海水淡水化は水資源を補充する重要な施策で、戦略的な備蓄にもなる。」と述べ、また「第12次五カ年規画」期間に、中国海水淡水化処理技術と産業規模は急速に成長し、比較的整った産業体系を形成していると述べた。
会期中に発表された『中国海水淡水化年鑑(2015)』によると、中国では1万から10万立方メートル級の数多くの海水淡水化プロジェクトが現在、完成、又は建設中となっている。最大海水淡水化プロジェクトの規模は1日当たりの生産量が20万立方メートルに上り、低温で高効果の海水淡水化設備を独自に設計・製造し、海外に輸出している。中国は海水淡水化プロジェクトを独自に設計し、建設できる世界でも少数の国の一つになっている。
(新華社より)
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