天奥氷壺社のオリジナル新商品・両用カーリング・ストーン
もう一つの例は青少年向けのもの。氷以外の床の上でも練習ができる「両用カーリング・ストーン」です。開発したのは工作機械工場の元エンジニア・王金義さん。2タイプの設置面が用意されており、1つは普通の加工ですが、もう一方には3つの車輪が装着されていて、床の上でも練習ができるようになっています。ネジで取っ手を取り外すことで、必要に応じて装着する面を変えることができます。一個あたりの値段は2000元~2500元(日本円では約3万~4万8000円)で、海外産のストーンの5分の1にまで抑えられています。「身近なところにアイスリンクがない青少年やクラブチームにも、気軽にカーリングを楽しんでもらい、大衆スポーツとしてのカーリング人口の拡大につなげたい」と王さんは言います。そして、「夢はわが社のストーンが2022年の冬のオリンピック大会に採用されること。今は国内外の認証取得に向けて一生懸命に頑張っている最中だ」と意気込んでいます。
(中国国際放送局)
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