新華網北京10月12日（記者/査文曄、陳二厚、尚軍）国務院の李克強総理は11日午前、マカオで中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム第五回閣僚級会議の開幕式に出席し、また主旨講演を行った。カーボベルデのシルバ首相、ギニアビサウのバシーロ・ジャ首相、モザンビークのド・ロザーリオ首相、ポルトガルのコスタ首相及びアンゴラ、ブラジル、東ティモールなどの政府代表らが会議に出席し、また講演を行った。
李総理は次のように表明した。中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラムが言語と文化を絆とし、経済貿易協力をテーマとし、共同発展を目標として、マカオの独特な優位性やプラットフォームとしての役割を十分に果たしていることは、中国とポルトガル語圏諸国のつながりの強化の推進に対し、すでに重要な役割を果たし、また引き続きその役割を果たす。中国とポルトガル語圏諸国はそれぞれ得意分野があり、そして共に国際的な海運の大動脈だと言え、中国側の「一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」の協力の提案は多くのポルトガル語圏諸国の発展計画と十分に合致する。中国側はポルトガル語圏諸国と共に、より強固な経済貿易関係を共同で築き、異なる社会制度や発展段階、文化的背景を持つ国における友好協力の手本を手を携えて作り出していけるよう望んでいる。
李総理は更に次のように表明した。中国側はポルトガル語圏諸国との友誼を重視し、力の及び得る範囲でポルトガル語圏諸国に支援を提供することを望んでおり、また今後3年間に中国がフォーラムのポルトガル語圏諸国と協力を深めるために、経済・貿易・投資、経済技術、医療衛生、生産能力協力、インフラ建設、持続可能な開発及び文化教育などのさまざまな分野に及ぶ18項目の具体的な取り組みについて発表した。
会議に出席したポルトガル語圏諸国の指導者らは、李総理が中国政府を代表して提起した協力の取り組みに対し歓迎の意を表した。指導者らは、新たな情勢のもとで、ポルトガル語圏諸国はフォーラムがより大きな役割を果たすことを十分に重視且つ支持し、「協商と協力、プラットフォームの共同構築、発展の共有」の精神に基づいて、自身の資源や相互補完の優勢を発揮し、中国側と経済貿易協力の潜在力を掘り起こし、人文交流を拡大して、フォーラムの行動計画を着実に実行し、ポルトガル語圏諸国と中国の関係及び関連の協力がより大きな発展を得られるよう推進していきたいと表明した。
開会式の前に、李総理は会議に出席したポルトガル語圏諸国の指導者らと共に「中国とポルトガル語圏諸国の商業貿易協力サービスプラットフォームの総合体」プロジェクトの始動式に出席し、また「プラットフォーム総合体」プロジェクトのために除幕を行った。
（新華社より）
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