新華網マカオ10月11日(記者/查文曄 劉暢)国務院の李克強総理は10日午後、マカオ特別行政区の崔世安行政長官の同行のもとで、特別行政区政府の本部を視察した。特別行政区政府の各司局長と記念撮影を行った後に、李克強総理は特別行政区政府の活動報告を聴取し、重要談話を行った。
李克強総理は次のように述べた。マカオの祖国返還後、経済と社会の発展は 長足の進歩と巨大な成果を収めた。マカオの発展は試練に直面しているが、得難いチャンスもある。特別行政区政府は「一国二制度」、「マカオ人によるマカオの統治」、高度自治の方針及び基本法を断固として徹底し、施政の効果を絶えず引き上げることを希望している。また、経済の適度に多元的で持続可能な発展を揺らぐことなく推進し、国家発展戦略と自発的に対応させ、内地との協力を深化させ、開放のシステムを積極的に形成し、青少年の教育と育成を重視することを望んでいる。中央政府は最近、新情勢下のマカオの発展の新しいニーズに合わせて、多くのマカオ優遇政策を再び提示した。マカオがチャンスを把握し、国家政策を十分に、そしてうまく活用し、繁栄と発展を促進し、民生をより一層、保障し改善し、住居、公共交通などの民生問題をより適切に解決し、65万人のマカオ同胞の福祉の増進に取り組むことを希望する。
特別行政区政府本部を視察する前に、李克強総理はさらにマカオタワーに登って市街区の全景を眺め、特別行政区の五ヵ年発展策略と都市の発展策略についての報告を聴取した。李克強総理はマカオが経済の適度な多元化を推進し、中小規模と微小規模の企業(中小微企業)を成長させ、就業を促進したことを評価し、マカオが経済のモデル転換の発展の推進、社会の調和と安定の促進などの方面で新しいより大きな実績を収めることを望んでいる。