新華網北京9月30日(記者/劉華)習近平国家主席は29日、人民大会堂でベラルーシのルカシェンコ大統領と会談した。両国の元首は相互信頼、協力・ウィンウィンの中国・ベラルーシの全面的な戦略的パートナーシップを構築し、双方の全天候型の友誼を発展させ、利益共同体と運命共同体を手を携えて作り出すことを決定した。
習主席は次のように指摘した。中国・ベラルーシは心から親しくつき合う良き友であり、誠実に助け合う良きパートナーだ。目下両国の交流協力の緊密な程度は歴史上のすべての時代を上回り、二国間関係の発展は現在より高いレベルへとまい進している。中国側はベラルーシ側と共に、中国・ベラルーシ関係発展の力強い勢いを着実に維持し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の共同構築がもたらした得難いチャンスを掴み、両国関係の発展に新たな力強い原動力を注ぎ込んで、両国の人民に一層の幸福をもたらせるよう願っている。
ルカシェンコ大統領は中国が20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットを成功裏に開催し、またまもなく新中国の建国67周年記念日を迎えることに対し祝賀の意を表した。ルカシェンコ大統領は、ベラルーシは永遠に中国の信頼できるパートナーであり友人であると表明している。
両国の元首は『中華人民共和国とベラルーシ共和国の相互信頼、協力・ウィンウィンの全面的戦略パートナーシップの構築に関する共同声明』に共同で署名し、外交、経済貿易、投資、教育、科学技術、金融、農業、観光、「一帯一路」の建設などの分野における二国間協力文書の調印に共同で立ち会った。