国際通貨基金(IMF)は27日に報告書『世界経済展望』を発表し、「貿易の低迷は長期化する可能性が高い。各国は貿易コストを抑え、成長を促すべきだ」と示しました。
報告は、「ここ数年、世界経済が低迷しており、特に投資の鈍化は貿易減速の主な原因である」として、各国・各地域での経済活動の鈍化や貿易自由化の遅れが響き、台頭しつつある保護主義が「貿易の大きな足かせになる」と懸念しています。
また、向こう5年の世界経済の成長が限られており、世界貿易は引き続き伸び悩むだろうとの見方を示しました。
報告はさらに、中国経済の転換が世界経済に与えた効果を分析し、中国経済がうまく転換すれば世界経済に積極的で長い影響を及ぼすだろうとしています。
(中国国際放送局)
関連記事: