秋の遵義では湘江河が静かに流れている。遵義市の紅軍通りに沿って行き来する人々は、杖をついて散歩している高齢者によく出会うはずだ。彼こそが高齢な96歳の紅軍の老兵士、李光さんだ。この高齢者のことは遵義では誰もが知っていて、皆は親しみを込めて彼を「紅軍の老兵士の李光さん」と呼んでいる。人々が彼を尊敬するのは、革命に捧げた栄誉ある生涯を擁するだけでなく、長年にわたって奨学金を寄付するという義挙を堅持してきたからだ。李光さんは紅軍の老兵士、そして革命事業に対する共産党員の忠誠、及び社会や人民に対する愛について、生涯をかけて解き明かしてきたのだ。(撮影/新華社記者楊楹)