新華網ウィーン9月27日(記者/王騰飛)第60回国際原子力機関(IAEA)総会が26日ウィーンで開催され、中国代表団の団長で、国家原子力機構の王毅韧副主任が総会で発言した際、原子力エネルギーの発展の分野における中国の見方について詳しく述べた。
王氏は次のように述べた。原子力安全は原子力エネルギーの発展の基盤であり、中国の原子力エネルギーの発展は「安全第一、質第一」の方針を一貫して守り、一連の厳格な原子力の安全管理体係を確立し、良好な原子力安全の記録を維持してきた。日本・福島原発事故以来、中国政府は福島原発事故の経験や教訓を十分に研究し且つ汲み取り、原子力安全に関する全面的で大規模な調査を展開し、リスクを1つ1つ調査して排除し、改善案を策定し、原子力分野の法規体系や組織管理体系を完備させ、原子力の安全規制と原子力緊急時支援隊を充実させてきた。
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は当日、中国の原子力発展を紹介するブースを参観した。天野事務局長は、アジア、特に中国は世界で原子力が最も早いスピードで発展した地域になったとみなし、原子力発展の分野における中国の貢献を十分に評価した。
(新華社より)
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