新華網西安9月27日（記者/馮国、侯麗軍）2016「一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」国際シンポジウムが26日西安で開催され、劉奇葆中国共産党中央政治局委員、中央書記処書記、中央宣伝部部長がシンポジウムに出席し、『民心の通じ合いを促進し協力・ウィンウィンを実現させよう』と題する基調講演を行った。
劉奇葆氏は次のように指摘した。習近平主席が「一帯一路」の共同構築という重大な提案を提起してから3年にわたり、「一帯一路」構築は無から有へ、点から面へと発展し、その進度と成果は予想を上回ってきた。沿線諸国は心と力を合わせて時流の勢いに乗り、シルクロード精神の中からその養分を汲み取り、相互尊重・相互信頼を堅持し、協力・ウィンウィンの基盤を堅固に築かねばならない。また、開放・包容を堅持し、協力・ウィンウィンのチャンスを把握せねばならない。そして、実務的イノベーションを堅持し、協力・ウィンウィンの原動力を奮い立たせるべきだ。平和・発展を堅持し、協力・ウィンウィンの道を守り、グリーンなシルクロード、健全なシルクロード、智力のシルクロード、そして平和のシルクロードを手を携えて作り出さねばならない。
劉奇葆氏はまた次のように強調した。「一帯一路」の共同構築は、交通の相互接続を実現させるだけでなく、更に民心の通じ合いを実現させねばならない。経済協力と人文交流を共同推進するという理念を守り続けるには、多様な共存、相互学習・共同前進、協力・共有を堅持し、文化のイノベーションを推進し、文化協力を強化すべきだ。また、教育、文化、ニュース、スポーツ、観光、考古学などの各分野における交流や協力を更に拡大するには、沿線諸国に道が相通じ、心に繋がる民意の基礎を強固にし、各国の人民に「一帯一路」の共同構築のプロセスにおいて互いに出会い、知り合い、尊敬し合うようにさせ、アジア、欧州、アフリカ大陸の異なる文化、異なる信仰を持つ人々が手を携えて、鑑賞し合い、理解し合い、尊重し合う人文の構造を作り出さねばならない。
（新華社より）
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