中国の劉結一国連大使は23日、発展途上国の代表として、「77カ国グループと中国」が団結を固め、協力を深め、持続可能な発展プロセスの履行をともに推し進めるべきだとの考えを強調しました。
劉大使は、同日国連本部で開かれた77カ国グループ外相会議で発言し、「77カ国グループと中国」はこれまでの一年間、経済や社会分野の国連活動に建設的な姿勢で加わり、南南協力を深め、南北対話を推進し、発展途上国の利益を効果的に擁護したと評価しました。
さらに「さきほど開かれた主要20カ国(G20)杭州サミットでは、発展の話題が世界マクロ政策の枠組みの中において、初めて目立った位置に置かれ、持続可能な開発のための2030アジェンダを履行するための行動計画が初めて制定された。アフリカや最も立ち遅れた国々の工業化を支持する集団行動が初めて実施された」と述べました。
劉大使は「李克強首相は19日、持続可能な発展プロセスの実施について関連の国際組織の責任者と突っ込んで意見交換を行った。発展は終始中国の第一の要務であり、南南協力を強化することは中国のゆるぎない政策だということを、実際の行動をもって国際社会に示したい。中国は『77カ国グループと中国』のメカニズムを通じて、発展途上国との団結を強化し、発展途上国の共同発展を促し、世界の発展事業を促していく」と強調しました。
(中国国際放送局)
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