新華社「経済参考報」は7日、クレジット会社Visaと共同で、北京で「中米観光市場研究&中国のクロスボーダー消費年度指数報告(2016)」を発表。2015年、米国人観光客の中国における国際観光支出のうち、最も多かった分野は、「ホテル」、「飲食」、「ショッピングセンター」、「航空会社」、「ファッション小売」だった。人民網が報じた。
同年、中国人観光客の米国における国際観光支出のうち、約30%が「ファッション小売」に使われていた。同報告は、「良いショッピング環境のほか、値段や品質の面における優位性も、中国人観光客にとって魅力となる要素」と分析している。
同報告によると、「観光による外貨収入の全体的な規模からして、上海や北京が米国人観光客にとって最も魅力ある中国の都市。以下は、深セン、広州、蘇州、杭州、成都、西安、重慶、厦門(アモイ)など」だ。
同報告は、Visaカード所有者を対象に調査を実施し、オフライン支出額を基に、中国人観光客に最も人気の米国の都市トップ10をまとめている。ニューヨーク、ラスベガス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ボストン、シカゴ、シアトル、マイアミ、ワシントンD.C.、ポートランドがランク入りしている。
(人民網日本語版)
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