新華網上海9月9日 (記者/仇逸)記者が8日に上海交通大学から得た情報によると、上海交通大学東京裁判研究センターは、中国の国家図書館、中国第二歴史檔案館、上海交通大学出版社などの多数の公文書を収蔵し、研究する機関と提携し、世界日本B、C級戦犯裁判文献データベースを設置し、アジア最大の日本戦犯裁判文献資料センターを建設し、世界に向けて多言語で公開する予定だ。
第二次世界大戦の終結後、同盟国はアジア太平洋地域に日本人戦犯の裁判を行う多数の法庭を設置した。東京裁判以外にも中国、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランドなどの数十カ所のB、C級戦犯法庭でも相次いで裁判が行われた。
紹介によると、これらのB、C級戦犯法庭では裁判終了後に、膨大な数量の文献と公文書が残り、日本と各同盟国の公的な資料館、又は大学、図書館などの学術機関で分散して収蔵されている。これらの資料の収集、整理作業をきちんと行うことは、日本の戦争責任と抗戦の歴史を研究するために、文献としての貴重な価値と現実的意義を持つ。
(新華社より)
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