「海斗」は52日の科学観測で計7回潜水し、うち5回は水深8000メートル以上の深淵における科学調査だった。
「海斗」は1万メートル級の潜水を実現したが、全システムが約110メガパスカルの水圧に耐えなければならない。これは外側の浮力材、密封された船内の部品、動力 水深システムにとって過酷な試練となった。
「海斗」は7月28日の7回目の潜水作業で、1万メートル級の深淵の海底で固定探査を行うという目標実現を目指した。最終的に海底で52分の固定探査を実現し、最大潜水深度は1万767メートルに達した。また指定海域の水深情報を、海底に固定した状態で測量し検証した。8時間以上の深淵潜水作業により、「海斗」は予定されていた時間に浮上し、無事回収された。
(人民網日本語版)
関連記事: