中国物流購買連合会と国家統計局サービス業調査センターが1日に発表した統計結果によりますと、8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4となり、前月に比べ0.5ポイント上昇したということです。PMIが景気判断の目安となる50を上回ったことは、中国経済の成長が安定しつつあることを意味しているといわれています。
PMIの12のサブ指数のうち、受注残と完成品在庫の2つを除き、10の指数が上昇しました。アナリストは「新規受注と輸出受注の指数が上がったことは市場のニーズの改善を反映している。購買量や購買価格、原材料の在庫、生産の予想などに関する指数が引き続き上昇したことは企業の自信が強くなり、生産が一層回復されていることを示している」とみています。
また、8月の非製造業PMIも1日に発表され、53.5で前月比0.4ポイント下落したということです。
(中国国際放送局)
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