熟女が若いイケメンにのめり込む、年下男子との行き過ぎた恋を描く作品多数
源監督が手がけた作品の中で、「賢者の愛」と同じようなテーマのものといえば、江国香織の小説が原作の映画「東京タワー」を思い出す人も多いだろう。この作品では青年と母親の友人が恋に落ちる様子を繊細に描いている。同じように熟女と若いイケメンとの不倫を描いている作品には俳優の長谷川博己を一躍有名にしたドラマ「セカンドバージン」がある。同作品で源監督は、ヒロインの中村るい(演・鈴木京香)が既婚者男性の鈴木行(演・長谷川博己)と不倫し、魔性の熟女と清純な妻(演・深田恭子)との間に巻き起こる争いや感情のもつれを細部まで描き出している。同作品は、視聴率獲得に不利といわれるNHKドラマながら大きな評価を受けた。
ほかにも、今クール放送されている同名漫画をリメイクした「ふれなばおちん」は同じ社宅に住む専業主婦の上条夏(演・長谷川京子)と夫の部下である佐伯龍(演・成田凌)が不倫するというストーリーだ。今ある生活が壊れるか壊れないかというギリギリのバランスで行われる不倫に、視聴者は心を鷲づかみにされる。「遊びの恋は刺激的」というのがこのような使い古された設定を表すのにふさわしい言葉だろう。
(人民網日本語版)
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