新華網ワシントン8月25日(記者/林小春) 人々がジカウイルス(Zika Virus)に対し懸念を抱くのは、主に新生児の小頭症を引き起こす恐れがあるからで、ブラジルと米国の研究者は23日に報告書を発表し、彼らがイメージング技術などの手段を利用して、ジカウイルスが胎児の大脳にダメージを与えるプロセスを示し、その破壊力がこれまでみなされていたよりもずっと深刻であることを明らかにした、と伝えた。
最新号の米国の学術誌『Radiology(放射線医学)』で発表されたこの研究は、 胎児の磁気共鳴イメージング(MRI)や新生児・大脳のコンピューター断層撮影法(CT)及び超音波(Ultrasonic)などの技術を利用して、ブラジル人の胎児或いは嬰児45人の状況を分析し、そのうち17人がジカウイルスに感染していることが確認され、28人がジカウイルスに感染した疑いがもたれていた。分析の結果、彼らが一連の脳の異常をもち、小頭症以外にも、大脳白灰質や白質容量の減少、脳幹異常、脳室拡大などが含まれていたことが分かったという。
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