中国唐代の名僧・隠元(いんげん)大師東渡362周年を記念するため、仏教の僧侶や信者、及び黄檗山文化の学者ら1000人余りが21日、クルーズ客船「海洋神話号」に乗船し、福建省のアモイから日本の長崎に向かいました。
福建省福清黄檗山万福寺の高僧隠元大師は1654年に長崎の各唐寺の招きに応じて、弟子30人余りを連れてアモイから長崎に渡りました。日本では隠元大師は仏教伝道に従事しただけでなく、中国の進んだ文化と科学技術を教えました。これは江戸時代の日本の経済社会発展に重要な影響を与え、今でも中日両国の国民から尊敬されています。
隠元大師東渡のルートに沿って8月23日に長崎に到着する予定のこれら1000人余りが、長崎市の興福寺と崇福寺、及び長崎県政府会議センターで記念活動を行うことになっています。
(中国国際放送局)
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