イスラエル観光省は10日、中国とイスラエルの間に有効期間10年のビザを発給すると発表しました。これにより、ビジネスや観光目的でイスラエルを訪れる中国人旅行客は、有効期間10年で、1回90日間までの滞在を複数回行えるビザを受給できることになります。中国もまた、イスラエルの旅行客に対して同様の待遇を与えます。イスラエルはアメリカとカナダに次いで、中国人旅行客に向けて有効期間10年のビザを発給する3番目の国となります。
イスラエル観光省の調査報告によりますと、イスラエルを訪れる旅行客の中で、中国人による消費が最も多く、1人あたりの消費額は1947ドルに達しているということです。これは、同国を訪れる旅行客全体の平均額である1人あたり1600ドルを上回っています。
イスラエル観光省は、「ここ数年、中国人旅行客の数は急速に増えている。2015年にイスラエルを訪れた中国人旅行客は2014年より43%増加し、今年の6月だけで見ると、去年同期に比べて93%増えている」と明らかにしました。
(中国国際放送局)
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