中国電子信息産業集団有限公司彩虹フラットパネルディスプレイガラス工芸技術国家工程実験室は10日、中国国内で初となるG8.5液晶ガラス基板精密加工生産ラインの製品が組み立てに成功し、ユーザー認証にも合格したと発表した。G8.5液晶ガラス基板製品は、国内初のハイエンドディスプレイ用G8.5超薄型液晶ガラス基板で、同類の製品よりも高い歪点や低い熱収縮などの性能を有し、高解像度ディスプレイ技術応用のニーズを満たして、技術が産業の先端レベルに到達した。
同時に発表されたもう一つのコア製品がフロート法高アルミナカバーガラスで、これも国際先進的レベルに達した。この製品は超クリーンな表面品質、優れた耐擦傷性能、高イオン交換度、高透過率などの特長を持ち、同類製品の国際先進的レベルに到達。中国国内の多くの顧客とすでに仕入 販売契約を結んで、販売規模が継続的に拡大しており、市場の見通しは非常に明るい。
中国科学院の欧陽鐘灿院士は、技術がフラットパネルディスプレイ企業の成長と未来を決めたと指摘。この2種類の製品はいずれも中国電子彩虹集団の自主研究開発によって国際的な独占を打ち破り、国内の技術的空白を埋め、中国液晶ディスプレイ産業チェーンの高度化や産業の戦略的安全の保障という点で重要な意義を持つとの見方を示した。
(チャイナネット)
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