中国の携帯電話市場が新たなトレンドを迎えています。中国ブランドが占めるシェアは90%前後に達し、アップル及びサムスン製品のシェアが減少しています。
中国情報通信研究院が10日に発表したデータによりますと、1月~7月の期間の中国国内の携帯電話出荷量は前年同期比で8.1%伸び、3億400万台に達しました。7月の時点で、中国ブランドのシェアは全体の93.6%を占めています。
中国ブランドがシェアを伸ばす一方で、これまで大部分を占めていた米国のアップル社、及び韓国のサムスン社の製品シェアが減少を続けています。アップルは第3四半期の中国での売上高が前年同期比33.1%下がり、88億ドルにとどまっています。アップルのスマートフォンは高品質・高価格なハイエンド製品の分野では優位性を保っていますが、ローエンド~ミドルレンジの製品分野において中国ブランドの脅威にさらされています。
(中国国際放送局)
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