新華網リオデジャネイロ8月5日 (記者/張薇)テレビ解説者としてリオ五輪会場に足を運んだ「吊り輪金メダリスト」の陳一氷氏は3日、リオ五輪の体操男子団体の優勝争いで中国チームと日本チームの勝算は五分五分だと語った。
中国男子チームは同日夜、リオ五輪体育館の競技場で練習を行った。練習の半分が終了したときに、スポーツウェアを着用した陳一氷氏が観覧席に姿を見せ、フェンス付近に立って中国チームの演技に注目していた。吊り輪種目の順番が回ってくると、陳一氷氏は競技場付近の仕切り板まで駆け寄り、現場で直接、指導し始めた。
注目される男子団体の中日対決について、陳一氷氏は両チームの勝算は五分五分だと予想している。「中国チームはあん馬が弱点だが、あん馬と自由演技で互角に戦うことができれば、その後の鉄棒と平行棒で我々の勝算は大きくなると確信している。だが、自由演技とあん馬でミスが出て、2種目が終わった時点で2点を超える点差があるときは、日本チームのチャンスが広がる可能性が大きい。」と述べた。
中国チームは過去2回の五輪の男子団体で優勝しているが、「万能キング」の内村航平選手が率いる日本チームは昨年の世界選手権で優勝した。同大会で中国チームは銅メダルになり、7冠を達成できなかった。
(新華社より)
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