新華網北京8月4日 中国人民銀行の公式サイトは3日、下半期にも穏健な金融政策を引き続き実施し、適度な柔軟性を保ち、事前に少しずつ調整して、政策の標的性と有効性を強化していくとのニュースを発表した。
3日に終了した2016年中国人民銀行(中央銀行)支店長座談会では、上半期にはさまざまな金融政策ツールを総合的に運用し、合理的で余裕がある流動性を維持し、資金融資や社会融資規模の合理的な成長を実現させるとのメッセージを伝えている。
人民銀行の配置に基づき、下半期には融資構造や信用貸付構造を改善・最適化し、社会的融資コストを低減させる。重点分野・薄弱な分野及び民間投資の支援を拡大し、金融による精確な貧困扶助工作を推進する。金融体制改革を引き続き深化し、金融の運行効率や実体経済へのサービス能力を増強する。
記者が人民銀行から得た情報によると、下半期にも金利の市場化改革を一層推進していく。人民元為替レート形成メカニズムを改善し、合理的な均衡水準における人民元レートの基本的安定を維持するという。
(新華社より)
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