リオデジャネイロ五輪の最年少選手となる、2002年11月26日生まれで13歳のガォリカ・シン選手は、ネパールの代表として、7日に行われる女子100メートル背泳ぎの予選に参加することが予定されています。
シン選手は2歳の時、家族と共にネパールを離れ、イギリスのロンドンで暮らし始めました。地元のクラブで水泳のトレーニングに励み、11歳の時にはネパールの国内選手権に出場するようになりました。
2015年4月、ネパールで大地震が発生した時、シン選手は国内の水泳大会に出場するため、ちょうどネパールにいましたが、幸いにも難を逃れました。そのことから、シン選手はこれまで様々な試合で獲得した奨励金を全てネパールの慈善機関に寄付し、学校施設の再建に充てていました。
(中国国際放送局)
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