新華網北京7月29日 元従日本軍「慰安婦」の被害者を援助する「和解・治癒」基金会が28日、ソウルで設立された。
2015年12月に韓国と日本両国政府による慰安婦問題に関する協議により、双方は、韓国側が「慰安婦」被害者援助基金会を発足させ、日本側が10億円(約830万ドル)をこの基金会に提供する合意に達した。
「和解・治癒」基金会が28日午前、ソウルで初の理事会会議を開き、運営方案を討論し、除幕儀式を行った。基金会は、「『慰安婦』被害者の傷を癒し、尊厳を回復すること」を目的とすると述べた。
現在、基金会の日本軍「慰安婦」被害者たちを支援する具体的な措置や日本側の資金拠出の時間はまだはっきりしていないという。
当日、一部の韓国の民間団体がデモ行進を行い、「慰安婦」被害者の声を無視する韓国政府の行為に抗議し、日本政府に対して、歴史の罪を認め、「慰安婦」被害者への正式な謝罪と賠償を行うよう求めた。
(新華社より)
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