モバイル地図アプリ「高徳地図」がこのほど発表した「2016上半期中国主要都市公共交通報告」のデータ分析によると、中国の主要都市の公共交通機関は早朝5時から6時に運行が続々と始まることが分かる。ある都市の公共バスが一定の割合で運行を開始したということは、その都市が「目を覚ました」ということで、新しい一日が始まり、市民は公共バスに乗って仕事に向かうことになる。
同報告は、各都市の公共バスの時間帯別の運行状況を基に、都市の公共交通機関の「起床時間」と「就寝時間」を算出。上海市は、5時から6時の間に、公共バスの路線の41.7%が運行状態に入っており、8.5%は4時から5時の間に運行を開始しているなど、中国全土の都市の中でも最も起床時間とそのペースが早い。次に「起床時間」が早いのは北京(40.5%)。一方、成都や西安、深セン、広州などは4時から5時の時間帯まだ夢の中(いずれも1%以下)。特に成都はのんびりとしており、5時から6時の間に運行状態にある公共バスの路線はわずか1.5%。中国の主要都市の中で「起床時間」が最も遅くなっている。
(人民網日本語版)
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