チェコ、ロシア、スロバキア、ウルグアイなど、高齢化を背景とし高所得国になった国と比較することで、中国が高所得国という目標を実現する可能性が高いことが分かる。例えば中国の研究開発費がGDPに占める比率は現在、最近になり高所得国になった国の水準を上回っている。中国の技術輸出は、経済協力開発機構の加盟国の平均水準を上回るほどだ。
2014年の時点で、世界の65歳以上の人口は約6億人に達し、総人口の約8%を占めた。3分の1以上の国が現在、高齢化の状態となっている。各国の状況は異なり、高齢化の程度も異なる。例えば経済協力開発機構の大多数の高齢者は、中国の高齢者より裕福な生活を送っている。中国の高齢者は人生の大半の期間を、発展途上国の国民として送ってきた。
これらの千差万別の高齢者と各国の経済の間にどのような関連性があるかについては、関連する研究が不足している。異なる国と時期の高齢化の状況への理解を深めることで、経済成長を促進できるかもしれない。これは豊かな国も貧しい国も同じことだ。
(チャイナネット)
推薦記事: