オーストラリアで2番目に大きな都市・メルボルンで23日、華僑華人が市の中心部に繰り出し、「所謂「判決」に抗議し 南海を護れ」と抗議するデモを行い、南海仲裁裁判所が出した所謂「判決」を非難しました。
現地時間午前9時頃、3000人余りからなるデモ隊は「在豪華人は南海平和を求めている」などのスローガンが書かれた横断幕やプラカードを持ち、ビクトリア女王公園からビクトリア州立図書館まで3時間にわたりデモを行いました。
今回のデモは、メルボルン華人南海平和維持連盟が組織したもので、所謂「判決」に対し理性的な抗議の意を示し、中国の南海における権益を守ることを目的としたものです。
関係責任者である李海氏は、公開演説の中で、オーストラリアの国民はアジア太平洋の平和と自国の繁栄のためにも、南海の真実をよく理解するべきだと呼びかけました。
(中国国際放送局)
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