北京市気象局が24日、同日夜から25日昼まで、曇りのち大雨または豪雨、局地に大豪雨に雷を伴う恐れがあるとの予報を行いました。また現在、北京市では地質災害のイエローアラートが出されており、豪雨による山崩れなどの事故防止のため、39箇所の景勝地も一時公開をとりやめています。
一方、23日夜、北京の一部地域では雷雨が発生し、18時から23時の降水量は全市平均で6.3ミリ、市内中心部で5.4ミリ、最も多い昌平区では40.7ミリが観測されました。
19日から20日の暴雨の影響を受け、北京市の山間地帯の土壌の水分が飽和状態にあることから、ここ数日、北京市では地質災害イエローアラートが出されています。
北京市洪水防止指揮本部からの情報によりますと、23日5時から懐柔ダムでは水量調整のため下流に10㎥/秒のスピードで放水を行なっており、この先4日から5日間にわたって放水を行なう計画とのことです。
また、25日の降雨が月曜日の通勤ラッシュに及ぼす影響に鑑み、北京市気象局は市民に向けて出勤の時間及び路線の調整を呼びかけています。
(中国国際放送局)
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