中国広西チワン族自治区にある古代岩画「花山岩画」と湖北省の神農架が世界遺産に登録されたことで、中国の世界遺産は延べ50箇所になり、引き続き世界遺産登録数が世界で2番目に多い国だということです。そのうち、世界自然遺産が11箇所あり、オーストラリアに次いで2位となっています。
中国住宅都市農村建設省都市建設局の章林偉副局長は、「中国の世界自然遺産事業の発展は、貴重な自然文化遺産と生態環境を有効的に保護することにつながっている上、良い社会経済利益ももたらしている。今後、保護に力を入れ、世界自然遺産地域の生態保護の補助政策を完備させ、世界自然遺産景勝地入場料の用途を規範化させ、保護と管理における費用の需要を保障する。同時に、世界自然遺産に登録された場所の管理状況の観測と監督、評価を強めたい」と述べました。
関係者によりますと、青海省のココシリが2017年の世界自然遺産登録に向けて申請する予定です。
(中国国際放送局)
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