楊国務委員は次のように指摘した。中露の全面的な戦略協力パートナーシップは、習近平主席とプーチン大統領の戦略的なリードのもとで、ハイレベルでの運行を維持しつつある。地方協力は中露の実務的協力の重要分野だ。双方は両国の元首が確定した「長江―ヴォルガ川」モデルの経験を積極的に運用し、地方協力の方面で絶えず内容を開拓し、内包を豊富にさせるべきだ。双方が両地域の地方指導者座談会メカニズムを両地域の地方協力理事会に引き上げると決定したことは、両地域の協力が新たな発展段階に入ったという意味合いを示している。双方は国家間の大型プロジェクトの協力に積極的に参与・協力して支援し、生産能力と装備製造協力を強化し、ハイテクとイノベーション協力を重点的な開拓方向として、人的・文化的交流を密接にし、両地域の協力がより大きな実を結ぶよう推進していかねばならない。
バビチ大統領全権代表は次のように表明した。ロシア連邦沿ヴォルガ連邦管区と中国・長江中上流地域の協力は喜ばしい成果を取得し、両国元首の共通認識を非常に着実に実行し、両国関係の発展レベルを反映している。ロシア側は双方が経済貿易、科学技術、生産能力、観光、文化、教育、青年といった分野における交流と協力を引き続き深めていけるよう望んでいる。