2016年7月15日11時20分、河南省鄭州市と江蘇省徐州市を結ぶ鉄道で、中国製の高速鉄道車両「金鳳凰」と「海豚藍」が、時速420キロで対向列車とのすれ違い走行に成功した。
中国鉄路総公司科技管理部の周黎主任は、新華社の取材に対して、「このテストは、世界初の時速420キロでのすれ違い走行と、機関車の重連(2台連結)運転についてのものだ」と語った。2編成の中国独自開発の高 速鉄道車両がテストに成功したことは、中国が高速鉄道の核心的技術を手中に収めたことを示すとしている。
中国の高速鉄道路線は総延長1.6万キロ以上に上り、大部分の主要都市を結んでいるという。
中国はインドやその他の国々への高速鉄道技術の輸出に注力している。