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韓国メディア:韓国化粧品、ネットの有名人を使って売上急増
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-07-07 08:13:47 | チャイナネット | 編集: 吴寒冰

 韓国メディアによると、昨年10月に「papiちゃん」のユーザーネームで微博(ウェイボー、中国のツイッター)に現れて以降、中央戯劇学院卒の姜逸磊さん(29歳)のファンはすでに1600万人に達した。

 「朝鮮日報」ウェブサイトの7月4日付記事によると、彼女は「女が化粧して出かけると“誰を誘惑したいの?”と言われる。でも化粧をしないと“どうしてそんなにだらしないの?”と言われる」など、率直なコメントを微博に記している。

 彼女の裏表のないコメントがネットユーザーに喜ばれた。「女の化粧」、「恋人と簡単に別れる方法」といった日常生活をテーマとした動画は、どれも1000万回以上の再生数を誇る。微博で発表した文章は、どれも50万人以上の「いいね!」がついている。姜逸磊さんがネットに出現してから5か月が経った今年3月、中国企業から1200万元の賛助金を得た。今年4月、オークションによって、彼女の動画に2200万元の広告料がついた。

 一般的に、中国の微博のようなSNSメディアで少なくとも50万人のファンを持つ人のことを“網紅”(ネット有名人)と呼ぶ。“網紅”は韓国でいえばパワー ブロガーのことだが、その規模や影響力はケタ違いだ。

 今年4月、中国では「網紅経済研究院」という名の民間研究組織までできた。同研究院によると、中国の“網紅”は約100万人で、彼らの活動で産み出される「網紅経済規模」は1000億元に達するという。

 K-Beautyブームの高まりにより、“網紅”は韓国流通企業が中国市場に参入する際の重要な宣伝手段となっている。特に化粧品やショッピング関連のブランドは、確かに“網紅”の経済効果の恩恵にあずかっている。アモーレパシフィックのシャンプーブランド「呂」は、中国の美容分野の“網紅”10名を起用し、彼らに頭皮ケアからシャンプー、お化粧までの“一式サービス”を体験してもらった。“網紅”たちは4泊5日の訪韓日程で、ショッピングセンターや免税店など3店舗で活動を行い、その後に各自のSNSアカウントでコメントを発表してもらった。2か月後、「呂」の中国での販売額は1300万元、前年同期比で6.7倍増を記録した。

 「呂」の担当者は、「販売数の激増を見て“網紅”の広告効果のすごさを実感している」、「今月にはスター級の“網紅”を起用し、活動の全過程を動画にすることを計画している」と述べる。

 韓国現代百貨店は昨年、毎月“網紅”を招待しており、すでに60名の“網紅”が「現代プレミアム アウトレット金浦店」を訪れた。その結果、今年年初の訪韓外国人観光客の販売割合が倍増し、4.1%になった。新世界百貨店も昨年5月に“網紅”が訪韓してからの1か月間で、微博のファン数が100万人増加した。「THE FACE SHOP」も、ペ・スジの「美容コンサート」に“網紅”5名を招待して200万回のクリック数を獲得した。崇実大学教授(前韓国流通学会会長)の安承浩氏は、「現段階において中国の消費者は“網紅”を信頼しており、彼らの評価が受け入れやすい状況にある。だから韓国企業は彼らを利用する方法を模索していくべきだ」と述べている。

(チャイナネット)

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新華網日本語

韓国メディア:韓国化粧品、ネットの有名人を使って売上急増

新華網日本語 2016-07-07 08:13:47

 韓国メディアによると、昨年10月に「papiちゃん」のユーザーネームで微博(ウェイボー、中国のツイッター)に現れて以降、中央戯劇学院卒の姜逸磊さん(29歳)のファンはすでに1600万人に達した。

 「朝鮮日報」ウェブサイトの7月4日付記事によると、彼女は「女が化粧して出かけると“誰を誘惑したいの?”と言われる。でも化粧をしないと“どうしてそんなにだらしないの?”と言われる」など、率直なコメントを微博に記している。

 彼女の裏表のないコメントがネットユーザーに喜ばれた。「女の化粧」、「恋人と簡単に別れる方法」といった日常生活をテーマとした動画は、どれも1000万回以上の再生数を誇る。微博で発表した文章は、どれも50万人以上の「いいね!」がついている。姜逸磊さんがネットに出現してから5か月が経った今年3月、中国企業から1200万元の賛助金を得た。今年4月、オークションによって、彼女の動画に2200万元の広告料がついた。

 一般的に、中国の微博のようなSNSメディアで少なくとも50万人のファンを持つ人のことを“網紅”(ネット有名人)と呼ぶ。“網紅”は韓国でいえばパワー ブロガーのことだが、その規模や影響力はケタ違いだ。

 今年4月、中国では「網紅経済研究院」という名の民間研究組織までできた。同研究院によると、中国の“網紅”は約100万人で、彼らの活動で産み出される「網紅経済規模」は1000億元に達するという。

 K-Beautyブームの高まりにより、“網紅”は韓国流通企業が中国市場に参入する際の重要な宣伝手段となっている。特に化粧品やショッピング関連のブランドは、確かに“網紅”の経済効果の恩恵にあずかっている。アモーレパシフィックのシャンプーブランド「呂」は、中国の美容分野の“網紅”10名を起用し、彼らに頭皮ケアからシャンプー、お化粧までの“一式サービス”を体験してもらった。“網紅”たちは4泊5日の訪韓日程で、ショッピングセンターや免税店など3店舗で活動を行い、その後に各自のSNSアカウントでコメントを発表してもらった。2か月後、「呂」の中国での販売額は1300万元、前年同期比で6.7倍増を記録した。

 「呂」の担当者は、「販売数の激増を見て“網紅”の広告効果のすごさを実感している」、「今月にはスター級の“網紅”を起用し、活動の全過程を動画にすることを計画している」と述べる。

 韓国現代百貨店は昨年、毎月“網紅”を招待しており、すでに60名の“網紅”が「現代プレミアム アウトレット金浦店」を訪れた。その結果、今年年初の訪韓外国人観光客の販売割合が倍増し、4.1%になった。新世界百貨店も昨年5月に“網紅”が訪韓してからの1か月間で、微博のファン数が100万人増加した。「THE FACE SHOP」も、ペ・スジの「美容コンサート」に“網紅”5名を招待して200万回のクリック数を獲得した。崇実大学教授(前韓国流通学会会長)の安承浩氏は、「現段階において中国の消費者は“網紅”を信頼しており、彼らの評価が受け入れやすい状況にある。だから韓国企業は彼らを利用する方法を模索していくべきだ」と述べている。

(チャイナネット)

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