新華網青島7月6日(記者 蘇万明)2016年20カ国グループ(G20)民間社会会合が5日、山東省青島市で開幕し、習近平中国共産党中央総書記、国家主席が会合に向けて祝いの書簡を送付した。
習主席は祝いの書簡の中で会合の開催に対し熱烈な祝賀の意を表し、民間社会の組織は各国の民衆が公共事務に参加し、経済社会の発展を推し進めるための重要な力だ。中国政府は本国の社会組織が国内の経済社会建設に参加するのを支援し、また海外の非政府組織が訪中して友好交流・協力を展開し、良好な法治環境の創造に努めることを歓迎し、組織の中国での活動のために便宜を与え、その合法的権利を保障すると指摘した。
楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)国務委員が開幕式で習主席の祝いの書簡を読み上げた。楊国務委員は次のように表明した。今回の会合が「貧困削減、グリーン発展、革新駆動と民間貢献」をテーマとし、G20杭州サミットのテーマにぴたりと一致することは、民間社会の貧困脱却、発展、革新といった問題への注目を体現している。中国政府は、貧困削減、グリーン発展及び革新駆動事業に一貫して積極的に身を投じて顕著な成果を獲得し、国内外の民間社会が上述の分野で意思疎通、協調と協力を強化することを支援する。
エジプト前首相で持続可能な開発機構のエッサム・シャラフ( Essam Sharaf)会長などの外国側代表が式辞の中で、今回の会合のテーマの重要な意義を十分に肯定し、会合が民間社会の交流を強化し、経験を共有するためにプラットフォームを与え、貢献できることを信じているとの見方を示した。
(新華社より)
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