中国人観光客の増加に伴い、その海外におけるマナー違反が批判の的になり、国内外メディアによって取り上げられている。今回は再び、中国人客は低素養かという問題が、物議を醸している。事件は日本の京都、ユネスコ世界文化遺産に登録されている清水寺で起きた。観光客が音羽の滝で列を作り水を汲んでいたが、中国共通語を話す中国人客と思しき男が長い列を無視し、まっすぐ音羽の滝の池の中に潜り込み、ペットボトルで水を汲んだのだ。
京都市産業観光局の福田敏男氏は、環球時報の取材に対して「さまざまなニュースがあるが、中国人客は数が多い。中国だけではなく、素養が低い観光客はどの国にもいる。中国人客の京都におけるマナー違反が特に目立つとは感じていない」と述べた。
ビザ発給要件緩和や円安などの要因により、訪日中国人客が急増している。京都は中国人客にとって3番目に人気の高い日本の都市だ。1位は東京、2位は大阪。京都市産業観光局によると、京都を訪れる中国大陸客は2013年より激増しており、現在も衰えを知らない。台湾と中国大陸部は、京都の主な観光客源だ。米国は京都にとって古くから主要観光客源だったが、2011年の東日本大震災により激減し、回復が遅れている。
（チャイナネット）
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