新華網重慶6月29日(記者/陳舒、陶冶)中国銀行(中銀)の元首席エコノミストで中銀国際研究有限公司の曹遠征董事長は27日、人民元の国際化の程度が絶えず深まるに伴い、今後アジアでのエネルギー協力分野は大いにやりがいがあり、更には当地域の重要なエネルギー取引の重要な計算貨幣(Money of Account)になることが見込まれるとの見方を示した。
中国税関総署のデータによると、我が国の2015年の原油輸入量は3億3400万トンで、前年比8 . 8%増だった。中国はすでに米国に次ぐ世界第二の石油(原油)輸入国になっているという。
曹董事長は重慶市で開催された「第1回アジアエネルギー協力フォーラム」で、現在上海先物取引所(SHFE) ではすでに人民元による先物取引の推進が始まっており、今後各金融機関が上海の市場に参与し、人民元による原油価格の表示が行われれば、中国は非常に大きな国際エネルギー市場になる見込みがあると語っていた。
(新華社より)
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