四川省にある巴中石窟の多くは唐の時代(618年-907年)に断崖の浅いくぼみを広範囲にわたり切り開いて製作されたもので、全国重要文化保護財である。文化財当局によると、巴中市内の石窟は59か所に500余りの石窟、8000体余りの彫像が現存されており、中でも南龕、北龕、西龕と水寧寺のものが保存状態が最も良く、芸術的にも最も精巧だ。巴中石窟は内容が豊富で、はっきりとした芸術的スタイルと特徴を備えており、彫像は唐の時代の様々な人物イメージを彫刻や絵画で製作されており、形と精神が備わっている。このほか、龕楣も精巧で装飾的に優れている。
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