聯想(レノボ)は6日に発表会を開催し、ディスプレーブランド「Think Vision」の新製品が多数お披露目された。レノボがディスプレー製品のみの発表会を行うのは今回が初めてで、PC市場が低迷する中で細分化された市場に狙いを定める戦略も明らかにされた。「京華時報」が伝えた。
レノボが今回発表したのは、世界で最も薄い4Kディスプレーと次世代規格USB Type-Cの端子を搭載した先端の旗艦ディスプレー「Think VisionX1」、モバイル接続機能と3Dカメラを装備した旗艦ディスプレー「Think VisionX24Pro」、曲率1800R(半径1800mmの円を描くカーブ)およびリフレッシュレート(ちらつき)144ヘルツのゲーム用曲面ディスプレー「LenovoY27」、中心購買層向けのThink Visionの「X24」、「X23」、「X22」、「X2364p」、「P27X」など一連の新製品。レノボは中国で新しいディスプレー市場戦略を始めることも明らかにした。今後はすべての次世代製品が商用ルートと小売ルートで同時に取り扱われるようになり、中国の消費者はレノボのオンラインショッピングサイト、通販サイトの京東商城、国内に広がるレノボの販売システムのどれでも製品が買えるようになるという。
レノボディスプレー事業部の蘇立軍ゼネラルマネージャーは、「世界のPC市場は売り上げ減少に直面するが、細分化された市場にはまだまだ多くのチャンスがある。レノボがこのたび一連のディスプレー製品をうち出したのは、中級機 高級機市場に狙いを定め、すべての市場で競争しようとは思わないからだ。今年の主な目標はまず市場に切り込むことで、販売量はそれほど多くを求めていない。ディスプレーはデスクトップパソコンの付属品にとどまらず、今後はノート、携帯電話、タブレットコンピューターなどがディスプレーの延長になり、より多くのデバイス(機器)が接続されるようになる」と話す。
(人民網日本語版)
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