中国グローバル化シンクタンク、ペンシルベニア大学シンクタンク研究プロジェクト、光明日報シンクタンク センター、西南財経大学発展研究院の共同主催による2016年「中国シンクタンク イノベーション サミット」が6日、北京で開かれました。専門家は「シンクタンクが中国の経済と社会、さらに国際問題の解決にますます重要な役割を果たしていることに伴い、中国のシンクタンクは高速発展期に入っている」と話しています。
中国共産党中央対外連絡部の于洪君前副部長は「中国の国際社会における地位、影響、役割は高速にグレードアップしているが、国際舞台における発言力はまだまだ弱い。この原因は国際レベルのシンクタンク システムに加わっていないことにある。中国のシンクタンクは国際問題の解決に参加し、交流能力を強めて、周りから学び、取り入れていかなければならない」と強調しました。
アメリカのペンシルベニア大学のシンクタンク研究プロジェクト(TTCSP)のチーフ担当者は「中国のシンクタンクは中国のグローバル化と発展のプロセスに重要な役割を果たしている。中国のシンクタンクが国家の現代化改革プロセスを推し進めるには改革を通じて自らの現代化を実現させる必要がある」と見ています。
(中国国際放送局)
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