新華網ロンドン6月8日 (記者/鄧茜)中国・全国政治協商会議副主席、全国工商連合会の王钦敏会長は6日、ロンドンで開催された第2回中英起業家サミットで、中英の経済発展の相互補完性は両国の利益の合流点を作り出す客観的な基盤であり、民営企業は中英の経済協力のための重要な力だと表明した。
王会長は次のように語っている。中英両国における経済の相違性と構造上の相互補完性は、両国の経済には長期的な協力空間があることを意味している。英国のイノベーション環境は優れており、科学技術は発達し、製造業・産業のアップグレード、技術革新、製品基準などの面で中国企業が参考にする価値がある。中国市場の潜在力は莫大で、労働力資源が豊富で、特に中国は膨大な科学技術人的資源を擁し、技術研究開発の活力が徐々に奮い立たされつつある。
英国産業連盟( CBI)のポール・ドレクスラー(Paul Drechsler)会長は、中英間の産業の繋がりは日増しに緊密になっており、ロンドンのタクシーであれ、サッカークラブであれ、いずれも中国が投資を行っており、英国の都市から中国へ向かう直行便も絶えず増加している。英国側は中国各地の企業と協力を強化し、英国製品が中国市場へ一層進出し、中英間でより大きなプロジェクトが行えることを望んでいると述べた。
(新華社より)
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