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中国人のスマホ閲読、1日1時間超へ
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-05-03 08:45:18 | チャイナネット | 編集: 薛天依

  中国新聞出版研究院は18日、第13回全国国民閲読調査統計を発表した。それによると2015年の国民1人当たりの閲読量は、従来の実物書籍(本)で4.58冊、電子書籍で2.26冊であった。閲読率で見ると実物書籍が58.4%と前年より0.4ポイント上昇し、電子書籍で64.0%と5.9ポイント上昇した。各メディアの総合閲読率は79.6%と1.0ポイント上昇した。

  一方新聞の閲読率は45.7%と前年の55.1%から9.4ポイント低下。定期ジャーナルでは34.6%と全年の40.3%から5.7ポイント低下した。

  電子書籍の閲読率が上昇したのは、インターネットやスマートフォン(スマホ)、電子書籍専用端末、CDーROM、タブレットPCを使った各デジタル閲読方式が急速に発展したためである。その中で最も閲読率が高かったのがスマホで、60.0%と前年の51.8%から8.2ポイント上昇した。

  スマホを使った大人1日の平均閲読時間は62.21分と前年の33.82分から28.39分増加した。スマホの1日の閲読時間が1時間を超えたのは今回が初めて。

  また微信(ウェイボー)を使って閲読する人の割合は51.9%と前年の34.4%から17.5%増え、スマホで閲読したことのある人のうち8割超(87.4%)の人が微信を使って閲読したことがあるという。

  では今後、こうした電子閲読の傾向はさらに強まり、電子書籍が実物書籍に取って代わることになるのだろうか。これについて中国新聞出版研究院の魏玉山院長は「そうはならないだろう。デジタル閲読の増加率から見ると、電子書籍専用端末の登場によって2011年から2013年にかけて急速に増加したが、現在はその伸び率が低下してきている。アメリカの状況を見ると、電子書籍の販売量の伸びは実際の本の販売量の伸びを下回っている」との見方を示した。統計から見ると、デジタル閲読をする人の9割は49歳以下の人たちで、国民の6割の人は実際書籍で閲読しているという。

 

(チャイナネット)

 

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新華網日本語

中国人のスマホ閲読、1日1時間超へ

新華網日本語 2016-05-03 08:45:18

  中国新聞出版研究院は18日、第13回全国国民閲読調査統計を発表した。それによると2015年の国民1人当たりの閲読量は、従来の実物書籍(本)で4.58冊、電子書籍で2.26冊であった。閲読率で見ると実物書籍が58.4%と前年より0.4ポイント上昇し、電子書籍で64.0%と5.9ポイント上昇した。各メディアの総合閲読率は79.6%と1.0ポイント上昇した。

  一方新聞の閲読率は45.7%と前年の55.1%から9.4ポイント低下。定期ジャーナルでは34.6%と全年の40.3%から5.7ポイント低下した。

  電子書籍の閲読率が上昇したのは、インターネットやスマートフォン(スマホ)、電子書籍専用端末、CDーROM、タブレットPCを使った各デジタル閲読方式が急速に発展したためである。その中で最も閲読率が高かったのがスマホで、60.0%と前年の51.8%から8.2ポイント上昇した。

  スマホを使った大人1日の平均閲読時間は62.21分と前年の33.82分から28.39分増加した。スマホの1日の閲読時間が1時間を超えたのは今回が初めて。

  また微信(ウェイボー)を使って閲読する人の割合は51.9%と前年の34.4%から17.5%増え、スマホで閲読したことのある人のうち8割超(87.4%)の人が微信を使って閲読したことがあるという。

  では今後、こうした電子閲読の傾向はさらに強まり、電子書籍が実物書籍に取って代わることになるのだろうか。これについて中国新聞出版研究院の魏玉山院長は「そうはならないだろう。デジタル閲読の増加率から見ると、電子書籍専用端末の登場によって2011年から2013年にかけて急速に増加したが、現在はその伸び率が低下してきている。アメリカの状況を見ると、電子書籍の販売量の伸びは実際の本の販売量の伸びを下回っている」との見方を示した。統計から見ると、デジタル閲読をする人の9割は49歳以下の人たちで、国民の6割の人は実際書籍で閲読しているという。

 

(チャイナネット)

 

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