新華網北京4月25日 (記者/閻潔)ドイツのアレクサンダー・ドブリント運輸大臣は22日、ドイツ国内外の自動車メーカーが生産するディーゼルエンジン車に対する調査で、スズキ、日産などの自動車メーカーの22種類の車種の窒素酸化物排出水準が欧州の基準値を超えたことを確認したと述べた。
共同通信社は23日、次のように報じている。今回の調査はドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲングループに「排出ガス不正問題」が発覚した後に実施された。ドイツの運輸当局はスズキ、日産、ジャガー、現代などの53種類の車種のディーゼルエンジン車の排出量について、室内測定と実地路上測定を実施した。その結果、22種類の車種の路上測定で検出された排気ガスの排出量が基準値を超えていた。記事によると、検査を受けたスズキのディーゼルエンジン車は一定条件のもとで、排ガスの排出量が基準値の10倍を超えており、日産車の排ガスも基準値の数倍を超えていた。
最近、もう1社の日本企業の三菱自動車工業の不祥事も引き続き注目が高まっている。日本の国土交通相、石井啓一大臣は22日、この不祥事で日本の自動車業界に損失が生じたと述べた。
(新華社より)
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