王珏総指揮、長征５号キャリアロケットの秘密を公開、下半期に初めて打ち上げへ

  新華網北京4月25日 (余暁潔、孫玺、王聡)「ロケットの搭載力が大きくなるだけ、宇宙飛行の舞台が広くなる。」

  中国が研究開発した次世代大型キャリアロケット——長征５号が今年後半に初飛行を迎える予定だ。１回目の「中国宇宙飛行デ―」を前に、初めて打ち上げる長征５号ロケットの総組立工程が中国航天科技グループの一院天津大キャリアロケット基地で進行している。この場所で、中国航天科技グループ一院長征５号ロケットの王珏総指揮は「宇宙飛行に近づく」記者団に長征５号の特徴と使命について初めて説明を行った。

  中国で現在、打ち上げ規模と積載量が最大のキャリアロケット、長征５号は中国の月探査三期プロジェクト、有人宇宙ステーションプロジェクト及び火星探査プロジェクトなどの一里塚としての意義を持つ国家重大科学技術プロジェクトに直接、サービスを提供する。長征５号はまた、異なる軌道での大型荷重及び宇宙探査任務荷重の打ち上げと輸送に使用される。