新華網北京4月18日 新京報の記事によると、4月14日、NBAのスター選手、コービー・ブライアントが正式に引退を発表した。ロサンゼルス・レイカーズのコービーは、ユニフォームを脱いだ後、その社会的地位も次第に浮彫りなっている。
『フォーブス』が公表したデータによると、4億7,500万ドルで10年間の収入がトップ３に入ったスポーツ選手になった。
各種の報酬を得ると同時に、コービーはさらに積極的な投資も行っている。2014年、コービーは自らの名前で会社「Kobe Inc.」を設立し、600万ドルを超える資金を投資してスポーツドリンクブランド「Body Armour」の10%の持ち株を取得した。また、アリババグループと提携してドキュメンタリー映画を制作し、IPビジネス業に進出した。
スポーツ界のスターの投資は収益差が大きい
引退後に業種を越えてビジネス界に進出するのはコービーが先例ではなく、投資収益を見ると、スポーツ界のスター選手によるビジネスは「氷と火の全く別々の世界」という局面がある。
公表された記事によると、ジョーダンの「Air Jordan」ブランドの年間収益は1億ドルに上る。ジョーダンは2010年にNBAのシャーロット・ホーネッツが経営不振のときに、1億7,500万ドルの低価格でチームを買い取り、その後、シャーロット・ホーネッツの価値は10億ドルに上昇した。
また、レブロン・ジェームスもビジネス分野で活躍し、2005年から個人でブランドを立ち上げ、市場マーケティング会社と事務所を設立し、家具、ヘッドフォン、自転車及びトレンドライフとスポーツなどの多数の分野に関する各種投資を行っている。
一方で、投資収益が大幅に落ち込む、又は「失敗」したスポーツ選手も少なくない。元NBAのアレン・アイバーソンは引退後に不動産に投資したが、多額の赤字を出した。ブルズでジョーダンのチームメイトだったスコッティー・ピッペンは経済危機が原因でほとんどの投資に失敗した。中国の体操五輪メダリストの李寧のスポーツウェアビジネスも３年連続で経営赤字になっている。
（新華社より）
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