新華網北京4月8日 (記者/王小旎)中国輸出入銀行が7日、香港に正式に代表処を設立した。当代表処は国際金融センター、貿易センター、海上運輸センター及び情報センターのプラットフォームとしての香港の優位性を十分に発揮させ、中国輸出入銀行の香港、東南アジア、南アジア地域における業務の展開に対して、連絡やサービスを行っていくという。
中国輸出入銀行の胡暁鍊頭取は当日開催された設立レセプションで次のように表明している。アジア諸国と地域は当行の重点的協力分野にあたり、また香港はトップに位置する世界的な影響力と競争力を備えている。当行は東南アジアや南アジア地域に放射状に広がる代表処をこの地に初めて設立したことで、地域内でのインフラ建設や相互接続及び国際生産能力の協力がいっそう推進できるものと期待している。
特区政府財経事務及庫務局の陳家強・局長はレセプションの挨拶で次のように表明した。中国輸出入銀行はこれまで長年に渡って、国の技術製品の輸出入拡大や対外関係の発展及び国際経済・貿易協力の促進に協力しており、国の金融システムの重要な構成部分だといえる。また、香港は発達した国際金融の中心地で、「海外進出」する国内企業及び「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略などのためにさまざまな専門的サービスを提供することができるだろう。
(新華社より)
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